Saturday, July 01, 2006

マジー塩原は、町のマジシャン

マジー塩原は素人マジシャン。
マジックは5年前から始めたと言う。
私が会ったのはその頃だった。
私どもの、パソコン教室に生徒として入会してきた。
このマジー塩原の勉強の仕方はチョット違っていた。
今日は、このやり方を教えてください。
今日は印刷の仕方。
今日はメール、と、勉強のテーマは自分で決め、そのことを勉強したら、
「ハイ、今日はおしまい」、
と言ってお茶にする。
また、マジー塩原は地区センターで体操教室に参加している。
だから、身のこなしは見事なもの。
とても70歳とは思えないほど。
体操教室では人の面倒見がいいため、春・秋のバス旅行は自分で企画し、自分でチラシを作っている。
また、マジー塩原は中学校の同窓会、高校、大学の同窓会の幹事を務めているため、毎日が忙しそう。
その上、会社のOB会まで。まあ、これだけエネルギッシュに動けるものだろうかと思う。
もっと驚くことに、毎朝、ボランティアで老人を自分の車でケアプラザに送り迎えしているのである。
頭が下がる。
最近では手品も腕が上がり、老人会、子ども会、ロータリークラブなど、いろいろな所から声がかかっている。
私どものクリスマスパーティではいなくてはならない人。
それよりも、この人の素晴らしいところは気配り。
手品では、協力してくれる人にはチャンと粗品を用意する。
世話になった人にはチャンとお返しでもてなす。
私どものところにも、
「いやー、今日はシュークリームが安かったので、チョット買ってきた。みんなで食べようよ」
「うまそうな団子があった」
「暑いね、こんなときはアイスクリームがいいね」こう言ってさりげなく、置いていく。また、我々がチョット忙しくしていると、
「いやー、今日はチョット野暮用で、お茶を飲んでいけないから、失礼するよ」
と帰って行く。
気配りの素晴らしさとバイタリティには、本当に頭が下がります。

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